明史卷二百七十九 列傳第一百六十七 吴炳
吴炳
- 宜興の人。萬厯末の進士、蒲圻知縣に授けられ、崇禎中に江西提學副使を歴任した。江西の地がことごとく失われ、廣東に流寓した。
- 永明王が兵部右侍郎に抜擢し、従って桂林に至り、本官のまま東閣大學士を兼ねさせ、なお部の事を掌らせた。また従って武岡に至った。
- 大兵が至り、王は倉卒に靖州に奔り、炳に王太子を扈従して城步に走らせ、吏部主事の侯偉時がこれに従った。着いてみると城はすでに大兵の拠るところとなっており、そのまま捕らえられて鮮州に送られ、病んで食べず、湘山寺で自ら命を絶った。
侯偉時(附伝)
- 公安の人。崇禎中の進士、吏部考功主事を歴任して罷官した。ここに至って官に復して数月で難に遭った。