舊五代史卷十一 后妃列傳一 王氏(文惠皇太后)・張氏(元貞皇后)・張氏(末帝德妃)

文惠皇太后王氏

  • 開平初年(907年頃)に文惠皇太后と追諡された。梁の太祖朱温の生母で、太祖は生涯母への孝を尽くし、朝夕の膳に付き添い、少しも顔色を損ねることがなかった。法の執行には厳格で一切の仮借がなかった太祖も、母の一言があれば刑を緩めた。

元貞皇后張氏

  • 乾化2年(912年)11月23日、元貞皇后と追冊された。太祖朱温の皇后で、碭山の富家の出。賢明で礼をわきまえ、太祖の軍謀国計に深く関わった。
  • 張氏の没後、太祖の後宮は淫乱に傾き、これが末子友珪による弑逆(913年)の遠因になったと評される。

末帝德妃張氏

  • 乾化5年(915年)9月24日に德妃に册立され、その夕に薨じた。