舊唐書卷一百八十七上 列傳第一百三十七上 王同皎

王同皎

  • 相州安陽の人、陳の侍中・駙馬都尉王寬の曾孫。長安年間、皇太子の女定安郡主を娶り太子典膳郎。張易之兄弟誅殺の際、李多祚と共に太子(中宗)を東宮に迎え玄武門で将士を指揮させる説得を成功させ、右千牛将軍・瑯邪郡公・実封五百戸を得た。郡主の公主昇格に伴い駙馬都尉に任じられ光禄卿に進んだ。
  • 神龍二年(706年)、武三思の専権に憤り則天の霊柩発引の機に三思暗殺を計画したが、同謀の冉祖雍が密告し三思の讒言により都亭駅で斬られ家産を没収された。刑に臨んでも顔色を変えなかったため天下がその冤を悼んだ。睿宗即位後に官爵を回復、冉祖雍・李悛は誅殺された。

附 周憬

  • 王同皎と共謀した武当丞周憬(壽州壽春の人)は計画露見後、比干廟で自刎した。臨終に「韋后が乱を為し武三思が悖逆すれば、必ず滅びるだろう。首を国門に懸けよ」と語り、後にそのとおりとなった。