舊唐書卷一百八十七上 列傳第一百三十七上 高睿

高睿

  • 雍州万年の人、隋の尚書左僕射高崿の孫。父は谷州刺史高表仁。明経で桂州都督から趙州刺史・平昌県子。聖歴初年、突厥黙啜の来寇に対し嬰城固守したが、長史唐波若が賊に内応、睿は自殺を図るも死にきれず捕らえられ、諸県への降伏勧告を拒み殺害された。
  • 賊来寇時、降伏を勧める者に「天子の刺史として戦わずして降るのは大罪」と答えた逸話が伝わる。則天は嘆息し冬官尚書・謚節を追贈、唐波若は伏誅され家産は没収された。

睿子 仲舒

  • 子の高仲舒は経史に通じ『三礼』・訓詁に明るく、神龍中相王府文学として重んじられ、開元中中書舎人に至り宋璟・蘇頲がしばしば故事を尋ねた。

附 崔琳

  • 同時期の中書舎人崔琳も政理に精通し、「古事は高仲舒に、今事は崔琳に問えば疑いなし」と評された。仲舒は太子右庶子で卒した。