舊唐書卷一百八十五下 列傳第一百三十五下 潘好禮
潘好禮
- 貝州宗城の人。明経に及第し上蔡令として異績を挙げ監察御史に抜擢。開元三年(715年)邠王府長史、邠王が滑州刺史に出ると司馬を兼ね滑州事を知った。王の遊猟を諫止し、農繁期の狩猟を馬前に臥して阻止するなど厳しく諫めた。
- 豫州刺史として細事にまで厳しく人吏に疎まれた。子が明経挙を受けようとした際、自ら試して不合格とし州の役人の前で笞打ち衆に晒すほど公正を貫いた。事に坐して温州別駕に左遷され卒した。直道を守り階勲を求めず質素であったため、名声を求めていると嫌う者もあった。
楊茂謙
- 清河の人。竇懐貞に重んじられ制挙から左拾遺、臨洺令として政声を得た。秘書郎、大理正、御史中丞を歴任。開元初年、魏州刺史・河北道按察使として同郷の司馬張懐玉と不和になり互いに糾弾しあい桂州都督に左遷、のち広州都督に転じ病没した。