舊唐書卷一百八十三 列傳第一百三十三 王仁皎
玄宗の外戚
- 王仁皎は玄宗の王皇后の父である。景龍中、長上果毅に至った。玄宗即位後、后の父として将作大匠・太僕卿を歴任し開府儀同三司に遷り祁国公に封じられた。仁皎は朝政に関与せず自らの奉養と子女財貨の蓄積に専念した。開元七年に卒し太尉を贈られ官費で葬儀が行われた。柩車が発する際、上は望春亭から遠く見送り張説に碑文を作らせ玄宗自ら石に書した。子の守一。
- 守一は后と双子であった。玄宗と旧知の間柄で即位後は清陽公主を妻に与えられた。蕭至忠・岑羲の討伐に従軍した功で尚乗奉御から殿中少監に遷り晋国公に封じられ太子少保に累転した。父の死後、祁国公を襲爵。開元十一年、王庶人(王后)との左道による密通の罪に坐し柳州司馬に左遷され藍田駅に至り死を賜った。守一は貪欲な性質で財を巨万に蓄え、家を籍没した際の財帛も数え切れなかった。