洪秀全演義第七回 韋昌輝義に洪秀全を釈し、馮雲山保良会と連合す (韋昌輝義釋洪秀全 馮雲山聯合保良會)

韋昌輝、秋蘭も斬る

  • 昌輝は王氏との密通に加担した侍女・秋蘭も口封じのため斬殺する。
  • 胡以晃は昌輝の軽率さを咎めつつも、脱獄計画は予定通り進めることに決め、遺体を隠して口裏を合わせる算段を立てる。

洪秀全の脱獄

  • 翌日、昌輝と仁発は秀全を訪ね、姻戚を装った宴を開いて牢役人を酔わせ、一人残った李成を使いに出させる隙に秀全を牆越しに脱出させる。
  • 同房の秦日綱は別の房に移されており、危険を避けるためやむなく救出を見送る。
  • 秀全・昌輝・仁発は西門から城外へ脱し、待っていた胡以晃と合流して昭平方面へ向かう。

発覚と追及

  • 戻った李成が秀全の逃亡と昌輝の失踪に気づき、県令・張慎修に報告。
  • 昌輝の家では惨殺死体が見つかり、県令は懸賞をかけて韋昌輝・洪秀全らを指名手配する。秦日綱は無関係と判断され別房に留め置かれる。

金田・黄文金への合流

  • 一行は金田の黄文金を訪ね、胡以晃の紹介で対面する。秀全の人柄と上帝の教えに黄文金は感服し、その地の信徒が広がっていく。
  • 保良会の運営を投票制に改め、衆望により秀全が総理に推される。秀全は楊秀清への働きかけと同様、団練の設立を黄文金に勧め、金田にも武装組織ができる。

手配と決意

  • 桂平県からの手配書が金田にも回り、動揺が広がるが、秀全は自首も辞さないと涙する。韋昌輝・洪仁発は徹底抗戦を主張し、黄文金も匿うことを申し出て、一同はしばらく身を潜めることにする。

馮雲山の来訪と保良会統合

  • 馮雲山が道士姿で現れ、久居は危険だと説くが、黄文金の厚意に感謝しつつ状況を見極める。
  • 黄文金が官軍に抗する覚悟を示すと、雲山は近隣の保良会を糾合し、秀全・文金を盟主に据える構想を語る。
  • 文金は迷いつつも雲山の説得で決意し、一同は血で誓いを立て、秀全を領袖に推す。

譚紹洸との和解

  • 文金と不仲だった隣村の武秀才・譚紹洸との連携が課題となる。両者の確執は村同士の争いに端を発するもので、雲山が単身紹洸を訪ね、大義のために和解すべきと説く。
  • 紹洸は雲山の言葉に感銘を受け、黄文金のもとを訪れることを決める。