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金史
卷八十六 列傳第二十四 完顔福夀
世宗擁立に功を挙げた将
哈斯罕の人。海陵の伐宋に従軍中、山東で将校を誘い北帰、東京で髙忠建らとともに世宗の擁立を主導した。世宗の使者図克坦思忠らに「海陵は道を失い天下を保てない、太祖の直系孫たる殿下を主に推戴したい」と述べ、東京城下で髙存福らを殺害する行動に加わった。左軍・右軍の序列争いでは「大事を始めるにあたり左右軍の上下を争うことはない」と自ら右軍を髙忠建に譲る度量を見せ世宗に賢と称された。斡罕討伐にも功を挙げ興平軍節度使に至り大定三年卒した。
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