金史卷八十二 列傳第二十 布薩歡塔

斡罕討伐と海陵の温情

  • 扶餘路嘉們の人。宗弼の章京として鄢陵での岳飛軍への深入り偵察に功を挙げ、慈州刺史・利渉軍節度使を歴任、弟の樞密使呼圖が海陵に殺された際、歓塔自身は「お前の功は呼圖のおかげではない」と海陵に免罪された。世宗即位後は斡罕討伐で長濼の戦に功を挙げ、慶陽尹で致仕したが世宗の求めで再起用され七十二歳で卒した。十七の官職を歴任しながら副官止まりに一度もならなかったといい、明敏でなくとも決断に優れ治績で知られたという。