金史卷八十一 列傳第十九 王伯龍

宋南征で戦功を重ねた将

  • 瀋州雙城の人。遼末に盗賊を集めていたが天輔二年(1118年)二万の衆を率いて帰順、銀州・雙州を治めた。太祖の臨潢攻略での糧輸護送、中京攻略、静江軍節度使として張覺討伐(白河の戦で大功)、宗望の伐宋(保州・新楽軍降伏交渉、汴京包囲戦、孔彦舟・酈瓊撃破)、青州攻略(伯龍第一の功)、莫州・濮州・徐州・泗州攻略、髙托山十五万・韓世忠軍撃破、康王追撃(采石渡江)など、宋との数十戦を戦い抜いた。天眷元年燕京馬軍都指揮使、河南再定、太行の賊平定にも功を挙げ、延安尹・寧昌軍節度使・河中尹・益都尹・廣平郡王を歴任し六十五歳で卒した。