金史卷七十一 列傳第九 棟摩

張覺討伐と伐宋の功

  • 世祖の第九子、太祖の異母弟。髙永昌討伐で斡魯を佐け、東京城下・首山の戦で功を挙げ、以後咸州路副統として上京・中京・西京攻略の各戦で先登の功を重ねた。張覺が平州で叛き宋に投じた際、たびたびこれを破り、南京(燕京)を攻略して偽都統張敦固を斬った。伐宋では都統として郭藥師軍を白河で破って燕山を降し、汴州攻略、河間・莫州攻略にも功を挙げた。天會六年(1128年)四十歳で薨じ、天德二年太祖廟庭に配饗、正隆で譚王、大定二年(1162年)魯王に改封、莊襄と諡された。子は宗叙。