西夏書事卷八 宋眞宗(契丹統和二十四年) 景德三年 1006年
蕃族の内附と誓表の提出
- 夏四月、徳明配下の妙娥等の族が鎮戎軍へ投降した。曹瑋は徳明の孤弱な今を機と見て積極的に受け入れた。
- 馬を献じ恩命を願う表を上げたが、七事の条件には応じなかった。
- 六月、周伯星が現れ、使者を遣わして賀した。
- 秋七月、馬を献じて謝意を示した。
- 熟戸の潘・保・薛等の族が内投し、徳明はその引き渡しを求めたが認められなかった。
- 八月、麟州侵攻を謀ったが実行に至らなかった。企図の段階でも罪として記す。
- 渭州の叛卒を境上で斬った。
- 九月、誓表を進上した。徳明は霊州を求めず子弟の宿衛のみとする条件を受け入れ、盟府に誓表を納めた。
- 鄜延へ降蕃の引き渡しを求める牒を送った。
- 冬十月、定難軍節度使に復し、西平王に封じられた。真宗は特進・検校太師兼侍中などの官を授け、条件付きで蕃落使の兼任は見送られた。
- 子弟の入質を求められたが応じなかった。馬を献じるに留めた。
- 十一月、俸賜を求める使者を送った。
- 十二月、環州の降酋蘇尚娘が叛き、徳明が捕らえた。