西夏書事卷八 宋眞宗(契丹統和二十三年) 景德二年 1005年

契丹からの冊封と誓約の交渉

  • 春正月、徳明は趙保寧を契丹へ遣わし冊封を求めた。契丹主はこれを厚遇し冊封を約した。
  • 二月、青城攻略を契丹に告げた。実際とは異なる虚偽の報告と考証される。
  • 環州を侵し旺家族を破り首領都子を捕らえた。
  • 夏六月、牙将王旻を遣わし降伏を願い出た。石隰部署耿全斌の招撫策に対抗するため、張浦の献策により保吉の遺言を掲げて上表した。真宗は霊州返還・平夏居住・子弟の宿衛・兵の解散などを条件に定難軍節度を認める意向を示したが、徳明は多くの要求を重ねて誓約に応じなかった。
  • 秋七月、契丹が徳明を西平王に冊封した。
  • 九月、都知兵馬使白文寿が入貢した。向敏中の招諭を受けたもの。
  • 冬十月、趙保寧が契丹へ冊封の謝礼に赴いた。
  • 十二月、教練使郝貴が入貢した。
  • 博州防禦使李克文が没した。恭謹に法を守り李氏の賢裔として夏編に記される。