西夏書事卷二 晉出帝 開運元年 944年

契丹への牽制出兵と西羌の乱

  • 春正月、定難軍節度使李彝殷が契丹攻撃に協力する兵を起こした。契丹が河南に侵攻する中、諸鎮が動かない状況で彝殷が麟州から渡河し契丹の西境を侵して牽制した。
  • 西羌の㖡母族が乱を起こし、綏州刺史李仁裕がこれを討ったが敗死した。仁裕が族に威福を振るったため㖡母族が反乱し、仁裕は追撃したが戦死した。
  • 夏四月、彝殷は契丹西南面招討使に任じられた。出帝がその協力を賞したものである。