西夏書事卷二 漢隱帝 乾祐元年 948年
侍中兼任と河中の乱への関与
- 春二月、定難軍節度使李彝殷が侍中を兼ねた。隠帝の即位恩命によるもの。
- 三月、西羌討伐を願い出た。仁裕の仇である㖡母族討伐のため出兵し境上に駐屯した。
- 夏六月、河中の李守貞が夏州に使者を送り援助を求めた。守貞は異心を抱き秦王を称して挙兵し、夏州にも密書を送った。
- 秋八月、彝殷は延州付近に出兵した。守貞への声援として出兵したが、朝廷が郭威を派遣し河中を包囲すると彝殷は兵を退いた。
- 冬十一月、彝殷は自陳の上表を行った。延州節度高允権との不和から互いに誣告が交わされ、隠帝が詔で和解を促した。