十国春秋卷九十五 閩六 列傳 崔道融

崔道融

  • 崔道融は荊州の人である。徴辟によって永嘉令となり、たびたび官を経て右補闕に至った。乱を避けて閩に来て太祖に身を寄せたが、まもなく病で卒した。道融はもとより黄滔と親しく、その卒するにあたって滔は文を作りこれを祭った。その文に「識は亀策に通じ、耀は霊珠を握る。国風・騒雅の王佐の謀、訐(あば)けば袁安の涕泣も泫然たり、劉氏の宗祧も扶くる莫し」との句がある。