十国春秋卷六十六 南漢九 列傳 許彦真

許彦真

  • 許彦真は中宗・後主の父子二代に仕えて内侍監となった。すでに讒言により尚書左丞の鍾允章を殺していた。龔澄樞とともに国中で政事を執っていたが、長らくして権を争い協調しなくなった。
  • たまたま彦真が先朝の李麗姫と通じていたと告げる者があり、澄樞がその事を按問(取り調べ)しようとすると、彦真は懼れてその子と謀り澄樞を殺そうとした。澄樞は人を遣わして彦真が謀反を企てていると告げさせ、彦真は獄に下されて一族を誅された(『続資治通鑑長編』には、澄樞は西班将軍の王仁遇を遣わして彦真父子が謀反を企てていると告げさせた、とある)。