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十国春秋卷十一 列傳 支戩
箕仙の占い符合す
支戩は餘干の人である。代々小吏であったが、支戩に至って独り学を好み文章をよくした。睿帝の時、金陵観察判官・検校司空を歴任した。
これより先、支戩がまだ栄達しない時、戯れに箕仙(占い神)に祝って「支秀才は他日何の官になるか占ってほしい」と言うと、箕仙は「年五十余にして位は司空」と書いた。この時に至ってはたして験(あかし)となり、年五十一にして任にて卒した。箕仙とは、飯箕(飯を盛る箕)に衣を着せたものを取ることによって名づけられたものである。
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