百戰奇略雪戰第九十四

  • 要旨: 雪や雨が続く悪天候で敵の油断が生じているときは、密かに兵を進めて攻めるべきだと説く。

原則

  • 敵が警戒を怠っている隙を攻めるべきだとする。

史実に見る実践

  • 唐、李愬が呉元済討伐に赴いた際、捕らえた敵将を厚遇して味方に引き入れ、次々と敵陣営の内情を得て要衝を奪っていった。
  • 大雪の中、蔡州が長年官軍の到達を許さず油断していることを見越して夜間の奇襲を敢行し、諸将にも行き先を明かさぬまま行軍を続けた。
  • 未明に懸瓠城に達し、守備の薄いところから城内に突入して呉元済を捕らえ、淮西を平定したとする。