百戰奇略疑戰第九十一

  • 要旨: 敵と対峙する際は疑いを誘う偽装(草木を利用した見せかけの陣など)で敵の判断を誤らせ、有利な状況を作るべきだと説く。

原則

  • 草木を多く用いて陣を偽装するのは疑わせるためであるとする。

史実に見る実践

  • 北周の武帝が東征し斉の晋州を包囲した際、宇文憲は幕を張らず柏の枝で仮小屋を作らせ、撤退後も敵が駐屯があるように見せかける策を用いた。
  • 斉軍はこの偽装を本物の陣営と誤認して進撃をためらい、翌日ようやく事実に気づいたとする。