百戰奇略餌戰第八十九
- 要旨: 戦場に放置された牛馬や財物、輜重は敵が仕掛けた餌であることが多く、決して手を出してはならないと説く。
原則
- 敵が置いた利益の誘い(餌)に食いついてはならないとする。
史実に見る実践
- 官渡の戦いの序盤、白馬で顔良を討って撤退する際、曹操はあえて輜重を放置し、馬の鞍を外させて油断しているように見せかけた。
- 荀攸は「これは敵を誘うための餌だ」と諸将の懸念を退けて留まるよう主張し、追撃してきた文醜らの騎兵が輜重に気を取られた隙を突いて反撃し、大破して文醜を討ち取ったとする。