百戰奇略正戰第四十二

  • 要旨: 計略や誘惑が通用しない状況では、士卒を選び軍規を明らかにする正攻法で着実に押し進めるべきだと説く。

原則

  • 道が塞がれ、糧食も進まず、計略も誘導も通じない場合には、正兵をもって着実に進むしかないとする。

史実に見る実践

  • 南朝宋の檀道済が北伐の先鋒として洛陽を攻略した際、捕虜を見せしめに殺して京観(死体の塚)を築くべきだという意見が出たが、檀道済は「罪を討ち民を慰めるのが今日の目的であり、みだりに人を殺す必要はない」として捕虜を解放した。
  • これにより現地の人々が感激し、多くが帰服したとする。