百戰奇略山戰第三十五
- 要旨: 山地や平地での戦いでは高地を確保することで攻撃・突撃の両面で有利になると説く。
原則
- 山陵での戦いは高所を仰ぎ見て攻めてはならず、自ら高地を制すべきだとする。
史実に見る実践
- 戦国、秦が韓の閼与を攻めた際、廉頗・楽乗が救援は難しいとする中、趙奢だけは「狭い場所での戦いは勇者が勝つ」と述べて出兵を志願した。
- 趙奢はわざと軍を進めず堅塁にこもって秦軍を油断させ、間者を厚くもてなして偽の情報を持ち帰らせた。
- 秦軍が油断した隙に急行軍で閼与に迫り、部下許歴の進言に従って先に北山を確保し、後から来た秦軍が山を奪えず苦戦する中これを撃破して包囲を解いたとする。