百戰奇略間戰第三
- 要旨: 征伐に先立って間諜を用い、敵情を探ってから出兵すれば必勝を得られると説く。
原則
- 出兵前に間諜を用いて敵の兵力・虚実・動静を偵察することが必要だとする。
史実に見る実践
- 北周の韋孝寛が玉壁を守る中、間諜を用いて人心を得、斉国内の情勢を把握していた。
- 斉の名将斛律光を恐れた孝寛は、部下の曲厳に讖言めいた童謡を作らせ、間者を通じて鄴に流布させた。
- 斉の祖孝征がこれを利用して内容を潤色したため、斛律光は讒言により誅殺された。
- 北周武帝は光の死を知って国内に恩赦を出し、その後大挙して斉を討ち滅ぼしたとする。