封神演義三姑、計りて黄河陣を擺く(第五十回 三姑計擺黃河陣)

三娘娘との激戦

  • 彩雲仙子の戳目珠で黄天化が目を負傷。子牙が打神鞭で雲霄を打ち落とすが、楊戩の哮天犬が碧霄に噛みつくなど、双方入り乱れて激戦となる。菡芝仙が黒風を放ち、子牙も戳目珠で目を負傷するが、楊戩の助けで撤退。燃燈が丹薬で子牙・黄天化の傷を癒す。

「九曲黄河陣」の布陣

  • 雲霄が負傷への報復を決意し、聞太師の兵六百名を借りて三才・九宮八卦の秘術を用いた「九曲黄河陣」を築く。神仙の魂魄を消し去る大陣であることが説明される。
  • 子牙・楊戩らが偵察に赴くが、雲霄は混元金斗を用いて楊戩・金吒・木吒を次々に陣内へ捕らえる。子牙も窮地に陥るが杏黄旗で防ぎ撤退する。燃燈は「この宝(混元金斗)は根の浅い者には危険」と説明する。

玉虚門下、次々に陣に囚われる

  • 翌日、燃燈が雲霄と対峙し、瓊霄が赤精子を、雲霄が混元金斗で広成子・文殊広法天尊・普賢真人・慈航道人・道徳真君・太乙真人・霊宝大法師・懼留孫・黄龍真人ら十二弟子を次々に陣内へ捕らえる(三花を失い凡人と化す)。燃燈のみ土遁で辛くも脱出する。

元始天尊の来臨

  • 燃燈が崑崙山玉虚宮へ赴くと、ちょうど元始天尊が西岐へ向かうところであった。燃燈は急ぎ戻り、子牙とともに天尊を迎える。
  • 子牙が救出を求めるも、天尊は「天数已定」として静観する姿勢を示す。夜半、天尊の頭上に慶雲と金灯が現れ、雲霄ら三姉妹はこれを察知し動揺する(瓊霄・碧霄は強気を崩さない)。
  • 翌日、天尊が単身「黄河陣」に入り、囚われた十二弟子(三花を失い俗体と化している)を見て嘆く。彩雲仙子が戳目珠を放つが、天尊に触れる前に灰と化して無効化される。天尊は陣を破らずそのまま退出する。

老子の来臨

  • 元始天尊は「掌教とはいえ師長への相談が必要」と述べ、太上老子を招く。老子が青牛に乗って降臨し、「黄河陣」を破ることを告げる。
  • 老子・元始が陣前に至ると、三娘娘は迎えに出るが跪拝せず、玄都大法師に叱責される。三娘娘はやむなく陣内へ戻り、老子・元始も陣内へ進む。勝敗の行方は次回に続く。