封神演義陸圧、計を献じ公明を射る(第四十八回 陸壓獻計射公明)
陸圧散人の登場
- 趙公明が金蛟剪を放ち、燃燈道人は木遁で辛くも逃れる(乗っていた梅花鹿は切断される)。蘆篷の一同が対策を協議していると、西崑崙の散人・陸圧が現れ、公明を討つ策があると告げる。
陸圧、烈焰陣・落魂陣を破る
- 翌日、公明が燃燈へ再戦を挑むが、燃燈に代わり陸圧が応対。剣を交え、公明が金蛟剪を放つが、陸圧は光と化してかわし、いったん引き上げる。
- 陸圧は子牙に、公明を呪殺する「釘頭七箭書」の秘術を授ける。岐山に壇を築き、公明を象った草人に符呪を施す儀式を21日行うよう指示。子牙はこれを実行し、公明は日に日に心身の不調を訴えるようになる。
- 聞太師が公明の様子に気を取られる中、「烈焰陣」主・白天君が独断で出陣。陸圧が応じ、陣内の三昧の火にも傷つかない体質を活かし、秘宝(葫蘆内の小人)で白天君を射殺し、「烈焰陣」を破る。
- 続く「落魂陣」主・姚天君に、まず方相(方弼の弟)が挑むが黒砂の術で戦死。続いて赤精子が慶雲と八卦仙衣で身を守りつつ陰陽鏡で姚天君を打ち倒し、「落魂陣」を破る。
呪術の発覚と釘頭七箭書争奪戦
- 聞太師が金銭卦で占い、陸圧が釘頭七箭書で公明を呪詛していることを知る。密かに陳九公・姚少司を岐山へ遣わし、書を奪わせる。
- 陸圧が予知してこれを察知し、燃燈が楊戩・哪吒を岐山へ急派。しかし陳九公・姚少司が先に書を奪って持ち帰ってしまう。
- 楊戩が計略で書を騙し取り、駆けつけた哪吒とともに陳九公・姚少司を討ち取る(魂は封神台へ)。書は岐山の子牙のもとへ返される。
趙公明の死
- 使者二人の死を知った聞太師は嘆き悲しみ、公明に伝える。公明は自らの死を悟り、妹・雲霄の忠告を聞かなかったことを悔いて涙し、聞太師に、死後は金蛟剪と自分の袍服を包んで妹たちに渡すよう遺言する。
「紅水陣」の攻防
- 聞太師の悲嘆を見た「紅水陣」主・王天君が独断で出陣。曹寶(かつて公明の宝を奪った散人)が応じるが、陣内で紅水を浴びて全身が血水と化し戦死する(魂は封神台へ)。
- 王天君はさらに挑戦者を求め、燃燈は道徳真君を派遣する。勝敗は次回に続く。