封神演義公明、聞太師を輔佐する(第四十七回 公明輔佐聞太師)
趙公明、子牙を撃つ
- 趙公明が虎に乗り西岐の陣前に現れ、子牙に決戦を挑む。子牙は応戦するが、公明の鞭による一撃で落馬し絶命する。哪吒・金吒が救出するが、哪吒も同様に打たれて敗れる。
- 黄天化・雷震子・楊戩が三方から公明を包囲し、楊戩がひそかに哮天犬をけしかけて公明の首筋を咬ませる。公明は負傷して撤退し、聞太師の慰労を受け、自ら仙薬で傷を癒す。
広成子、子牙を蘇生させる
- 打たれて死んだ子牙は相府に運ばれ、武王が嘆く。広成子が丹薬を服させて蘇生させ、しばらく城内で療養させる。
趙公明、闡教の面々を打ち破る
- 翌日、趙公明が燃燈道人に決戦を挑む。三教は同根であるとの持論を述べ、趙江が吊るされていることへの不満を訴える。燃燈は封神榜の取り決めを説いて応じる。
- 黄龍真人が加勢するが、公明の縛龍索で捕らえられる。赤精子が助けに入るが、公明の秘宝「定海珠」の光に打たれて倒される。続けて広成子・道行天尊・玉鼎真人・霊宝大法師も同様に定海珠で打ち倒され、五仙が負傷して撤退する。公明は黄龍真人を旗竿に吊るし、符印で元神を封じる。
- 夜、玉鼎真人の命で楊戩が飛蟻に化けて黄龍真人の符印を外し、脱出させる。
蕭升・曹寶との遭遇と定海珠の喪失
- 翌日、公明が再び燃燈に挑み、定海珠を放って追撃する。燃燈は逃げる途中、五夷山の散人・蕭升と曹寶(碁を打っていた二人)に出会い、事情を話す。
- 公明が二人に縛龍索と定海珠を放つが、曹寶の「落宝金銭」によりいずれも奪い取られる。怒った公明が神鞭で蕭升を打ち殺す(魂は封神台へ)。燃燈がひそかに乾坤尺で公明を打ち、公明は撤退する。
- 燃燈は曹寶から定海珠を譲り受け、蘆篷の面々に披露する。これまで自分たちを打ち倒していた正体が定海珠であったと判明する。
三仙島での借宝
- 定海珠と縛龍索を失った公明は三仙島の妹たち(雲霄・碧霄・瓊霄の三娘娘)を訪ね、金蛟剪または混元金斗の借用を求める。
- 雲霄娘娘は封神榜の取り決めを理由に難色を示し、いったん断る。公明が不満げに立ち去ったところ、菡芝仙という道姑に呼び止められ、事情を聞いた菡芝仙が公明とともに三仙島へ戻り、雲霄娘娘を説得する。
- 碧霄娘娘の後押しもあり、雲霄娘娘はやむなく金蛟剪を貸し与えるが、「定海珠を返させるための脅しに使うだけで、軽々しく発動するな」と釘を刺す。菡芝仙も自らの秘宝を後日届けると約束する。
再戦へ
- 金蛟剪を得た公明は成湯の陣営に戻り、聞太師に報告して歓待を受ける。
- 翌日、公明は再び燃燈に定海珠の返還を要求するが拒まれ、両者は交戦。公明が金蛟剪を放ったところで、次回に続く。