封神演義第三十八回 四聖、西岐にて子牙に会う (四聖西岐會子牙)

聞太師、九龍島の四聖を招く

  • 聞太師は九龍島に赴き、道友の王魔・楊森・高友乾・李興覇の四人(いずれも後に封神される「靈霄殿四将」)に助力を求める。四人は快諾し、水遁で朝歌へ向かう。
  • 紂王への謁見を経て、四人は西岐山の張桂芳軍と合流。丹薬で張桂芳・風林の傷を癒し、西岐城への進軍を促す。

怪獣による西岐軍の混乱と三箇条の要求

  • 両軍対陣の際、四聖がそれぞれ狴犴・狻猊・花斑豹・猙獰という怪獣に乗って現れると、その邪気で西岐軍の戦馬が総崩れとなり、子牙以下多くの将が落馬する(哪吒と黄飛虎のみ無事)。
  • 王魔は子牙に、武王の臣従・軍への恩賞放出・黄飛虎父子の引き渡しという三箇条を要求。子牙は表向き承諾して時間を稼ぐ。

姜子牙、二度目の崑崙行

  • 子牙は再び崑崙山に登り元始天尊に謁見。四聖の乗る霊獣の由来を聞き、天尊自らの坐騎「四不相」と「打神鞭」を授かる。北海でもう一人待つ者がいると告げられる。
  • 帰路、山中で人肉を食らおうとする怪物に襲われるが、正体は北海の「龍鬚虎」で、申公豹に唆されていたことが判明。子牙は霊符で威圧して服従させ、弟子として連れ帰る。

再戦と子牙の危機

  • 西岐に戻った子牙は龍鬚虎を伴い出陣。哪吒が王魔と、黄飛虎・龍鬚虎らが加勢するが、楊森・高友乾の投げる宝珠で次々に負傷する。
  • 子牙自身も李興覇の珠に打たれて負傷し、逃げるところを王魔に追いつかれ、再度の一撃で落命する。

文殊広法天尊の介入

  • 五龍山雲霄洞の文殊広法天尊が現れ、子牙を殺してはならぬと王魔を諭すが、王魔は聞き入れず斬りかかる。
  • 天尊の弟子・金吒が現れて王魔と激闘となり、天尊は法宝「遁龍樁」で王魔を縛り上げる。金吒が剣を振り上げたところで場面が転じる。