北史卷五十五 列傳第四十三 白建
白建
- 字は彥舉。太原陽邑の人。大丞相府の兵曹に任じ文帳を典り、明晰な計算力で同僚に推された。天保末年、中書舍人を兼ね、孝昭輔政期に大丞相騎兵参軍。河清二年、員外散騎常侍・舎人。三年、突厥入境の際、代・忻二牧の細馬数万疋が五台山北の栢谷に避難していたが、退勢を見て定州へ馬を送る勅を受け、痩せた馬を見て便宜的措置を取り損失なく送り届けた。武平末年、尚書・特進・侍中・中書令を歴任し高昌郡公に封ぜられた。父の長命は開府儀同三司・都官尚書を追贈された。
- 特別な才知はないが公務に勤め温柔な性格だった。唐邕と共に兵馬を典って卿相の位に至った。子らは幼弱ながら皆州郡主簿となり、婚姻も名門と結んだ。没後、司空を追贈された。