北史卷二十 列傳第八 羅結
羅結
- 代の人。先祖代々部落を領し魏の附臣であった。劉顕の逆に道武帝に従い賀蘭部へ幸し屈蛇侯を賜った。太武帝初年、侍中・外都大官に累進し三十六曹の事を総べた。年百七歳でなお精爽が衰えず、太武帝はその忠愨を深く信頼した。後宮の監督を典り臥内に出入りし長秋卿を除された。年百十歳で帰老を聴され大寧東川を私第の別業として賜り城が築かれ羅侯城と称された。朝廷は大事があるたび駅馬で意見を問うた。年百二十歳で卒し諡は貞。
斤・敢・伊利(羅結の子孫)
- 子の斤は太武帝の赫連昌討伐に従い力戦して功を立て四部尚書に至った。涼州平定の功で帯方公を賜り長安鎮都大将、蠕蠕侵犯の際は柔玄鎮都大将となった。卒し諡は静、金陵に陪葬された。子の敢が爵を襲ぎ庫部尚書となり卒し、子の伊利が爵を襲いだ。