後漢紀巻第十三 孝和皇帝 永元八年 96年
春 陰皇后の冊立
- 春三月己丑、陰氏を皇后に立てた。天下の男子に差をつけて爵を賜い、鰥寡孤独および貧しく自活できない者に粟五斛ずつを与えた。
- 后は陰識の曾孫である。祖父の陰永は明帝の時に侍中となり、身近に仕えて特別な寵愛を受けた。后も近親であるためやはり特別な寵を受けた。父の陰綱は屯騎校尉となった。
秋冬 恩赦と災異
- 八月辛酉、天下の死罪を一等減じて辺境の守備に徙し、亡命者には差をつけて贖罪を許した。
- 九月、京師に蝗が発生した。
- 冬十月、北海王が罪あって自殺し、封国は除かれた。
- 十二月丁巳、南宮の宣室で火災があった。