魏鄭公諫錄凌敬が借用を乞い連座を責められたことに答える(對凌敬乞貸責所舉)
- 有司が、近臣が推薦した凌敬が金品を無心して回っている実情を奏上したため、太宗は魏徴らを、いい加減な人物を推薦したと責めた。
- 魏徴は、自分たちは以前から凌敬について長所と短所を具に陛下に申し上げてきたと答え、学識があり強く諫言できる点が長所である一方、財産を殖やすことに執着する点が短所であり、今回、他人のために碑文を書いたり漢書の教授を口実に官人と結んで利を求めたりしたという事実は、自分たちが以前述べていた短所と矛盾しない、陛下がその長所を用いず短所のみを見て自分たちを欺いたと責めるのは承服しかねると訴えた。