魏鄭公諫錄慶善楽が文舞であることを答える(對慶善樂為文舞)

  • 「慶善樂」を文舞、「破陣樂」を武舞とし、虞世南・褚亮・李百薬らに詞を作らせたことに関連し、太宗が、周公が成王を輔けて礼楽を長い年月をかけて完成させたのに対し、自分は即位数年でこの二楽と五礼の整備を成し遂げたが、後世の法となるかは分からないと述べた。
  • 太宗は、前代の王で功績ある者は制度を定めて後世に模範を残したとし、自分も天下を平定し安堵させた以上、徳恵を怠らず有終の美を飾れば自らが規範となり得るが、そうでなければ後代に何を伝えられるか分からない、そのいずれになるかは自分次第だと述べた。
  • 魏徴は、陛下は乱を撥ね正して功は百王に勝り、開闢以来これほどの君主はいないとし、新たに楽を創り大礼を修めたことは自ら規範を開くものであって、子孫のみならず万代の模範となると答えた。