魏書卷七十二 列傳第六十 曹世表

巡察と平定の功

  • 字景昇、東魏郡魏の人。魏の大司馬曹休の九世孫。太和二十三年(499年)任城王元澄の推挙で国子助教となるも失意、司徒記室として賈思伯・盧同・辛雄らと親交した。
  • 清河太守として省約の政を敷き、大将軍京兆王元繼の西征に従事中郎として難局をこなした。青齊の反乱鎮圧に赴き尚書右丞、豫州刺史として蕭衍将湛僧珍の東豫州攻略と州民の内応に対応。
  • 病身を押して出撃し統軍・是云寶に策を授けて劉獲・鄭辯の内応を粉砕、湛僧珍を敗走させた。豫州事・東道行台等を歴任、葛榮討伐に向かう途中で発病し卒去、享年五十四。贈平東将軍・齊州刺史。