隋唐演義第七十三回 安金蔵は腹を割いて冤罪を訴え、駱賓王は檄文を起草して罪を討つ (安金藏剖腹鳴冤  駱賓王草檄討罪)

花を強いて開かせる詔

太后は冬に百花を一斉に開花させよと詔を発し、陳碩貞(帰義王)の法術でこれを実現させる。木槿だけが開花を拒み、人々は「節を曲げぬ木」と感嘆する。宴席で懐義は光禄卿蘇良嗣に無礼を咎められ恥をかき、恨みを募らせる。

安金蔵の忠義

懐義は酷吏の周興を通じて蘇良嗣・狄仁傑・安金蔵らを謀反の疑いで陥れる。安金蔵は拷問に屈せず、自ら腹を割いて内臓を見せ、無実を証明する壮絶な忠義を示した。太后はこれに動かされ、拷問を止めさせる。

徐敬業の挙兵と駱賓王の檄文

この事件を聞いた徐敬業(李勣の孫)は、武氏専横への義憤から弟の敬猷、駱賓王、唐之奇らと結んで挙兵を決意する。駱賓王は武氏の悪行を糾弾する檄文(「一抔之土未乾、六尺之孤何托」の句で知られる)を起草し、一同を感涙させた。

酷吏の粛清と武三思の暗躍

狄仁傑の上奏により、酷吏周興・索元礼・来俊臣らの罪状が明らかになり、次々と処刑される。武三思は上官婉児と密通しつつ、太后の命で房州の中宗(廬陵王)の様子を探りに赴き、韋后とも密かに情を通じる。

評語

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