隋唐演義第四十二回 賞銀を貪り詹某は怒りのあまり命を落とし、絶計を施され単雄信は家を失う (貪賞銀詹氣先喪命  施絕計單雄信無家)

詹気先の密告

潞州に入った李玄邃は、かつて楊玄感配下だった詹気先に見咎められる。手柄を立てたい詹気先は李玄邃の後を追わせ、二賢荘に潜んでいることを突き止め、密告して捕吏を差し向ける。

単全の機転

単雄信は留守で、忠実な総管・単全が李玄邃を匿う。捕吏が踏み込んでくるが、単全は堂々と応対して言い逃れ、いったんは追い返す。しかし詹気先の執念で潞州の役人・龐好善(通称・龐三夾)が兵を率いて再び押し寄せる。

罠による撃退

そこへ王伯当・李如珪・齊国遠が駆けつけ合流する。李玄邃らは荘内に罠を仕掛け、踏み込んできた捕吏たちを藍染めの穴に落として捕らえ、詹気先と龐好善を斬り殺す。単全は雄信の家族を伴い、一同で瓦崗へ避難することを決める。

単雄信の帰路

一方、竇建德のもとへ娘を送り届けた単雄信は、饒陽から瓦崗へ向かう途中、王翁(李玄邃の婚約者・雪児の父)の家に宿を借りる。そこで王翁の娘が賊将・朱粲に見初められ略奪される危機にあると知り、王翁一家を伴って瓦崗へ同行することを申し出る。

瓦崗での再会

瓦崗に着いた単雄信は、李玄邃らが自分の家族を連れてきていたことを知り驚く。一方李玄邃も、単雄信が自分の婚約者の一家を連れてきたことを知り、互いに恩を返し合う形となる。翟譲は祝宴を催し、李玄邃の婚礼と単雄信の歓迎を兼ねて盛大に祝う。