隋唐演義第二十五回 李玄邃は手づるを頼り知己を全うし、柴嗣昌は頼み込み汚吏を煩わす (李玄邃關節全知己 柴嗣昌請託浼贓官)
李密・柴紹の周旋
- 李密は来護児から、秦瓊を河道総管麻氏のもとへ軍務で派遣する名目の公文書を得て、劉刺史の追及から秦瓊を切り離すことに成功する。
- 柴紹は劉刺史を訪ね、賠償金の減免を交渉するが、劉刺史は結局「捕吏たちに賠償させ、自分にも謝礼を寄越せ」という強欲な態度を崩さない。
唐公からの謝金で解決
- 柴紹は、かねて義父・李淵から秦瓊に贈られていた銀三千両を持ち出し、これを賠償に充てることを提案する。秦瓊は当初固辞するが、単雄信らの説得を受けて受け入れ、これにより秦瓊と同僚五十余名は連座の危機から救われる。
- 程咬金・尤俊達は事の発覚を恐れて先に立ち去り、秦瓊は感謝の宴を開いて労をねぎらう。
秦瓊、新たな任地へ
- 来護児の計らいにより、秦瓊は五百の騎兵を率いて河道総管のもとへ赴任することになる。友人たちに見送られ、単雄信・王伯当・李密・童環・金甲らと別れを惜しみつつ、秦瓊は西門から新たな任地へと出発する。