前漢紀前漢孝平皇帝紀 其六年 14年
天変
- 三月壬申晦、日蝕があった。
- 四月、霜が降りて草木を枯らした。
- 六月、黄色い霧が四方に立ちこめた。
- 秋七月、大風が樹木を引き抜き、北闕城門の瓦が飛び、雹が降って牛や羊を殺した。
官制の改変
- 莽は周官・王制の文によって卒正・連帥・大尹を置き、職掌は太守と同じ、属長は都尉と同じとした。州牧を置いてその礼は三公と同じとし、郡監二十五人を置いて位は上大夫、各々五郡を主らせ、いずれも官を世襲させた。
- 長安を分けて六卿を置き、六師をそれぞれ一人置いた。三輔を分けて六尉郡とし、河東・河南・河内・弘農・潁川・南陽を六隧郡として大夫を置き、職掌は太守と同じ、属正は都尉と同じとした。
- その他の官名もことごとく改めた。大きな都は分けて六郡とし、県で亭長を名としたものが三百六十。
- その後もたびたび変更し、一つの郡で五度も名を改めてまた元に戻ることもあった。吏民は覚えきれず、詔書を下すたびに元の名を併記した。
- 天下の小学に、戊子を甲子に代えて六旬の首とさせた。