楊家將演義第四十九回 杜娘子が妖党を大破し、馬賽英が番営を焼く (杜娘子大破妖黨 馬賽英火燒番營)

黒水国軍の撃破

重陽女は白聖将と戦い、追い詰めたところを穆桂英が矢で孟辛を射倒し、白聖将も重陽女に斬られて黒水国軍は壊滅した。

束天神との再戦と杜夫人の妖術破り

続いて出陣した耿金花は束天神と互角に戦うが、天神の妖法(暴風と幻の魔兵)に敗走させられる。次いで杜夫人と穆桂英が出陣し、杜夫人は九華仙人直伝の秘術で天神の召喚した幻兵を業火で焼き尽くし、逃げようとした天神を穆桂英が飛刀で討ち取った。

総攻撃と西番軍の壊滅

束天神の死に動揺した三太子と殷奇は総力戦を決断。周夫人は劉青を金山籠へ送って宗保に呼応を伝えるとともに、黄瓊女に誘引役、董月娥・鄒蘭秀に伏兵、馬賽英に火計を命じ、杜夫人を後詰めとする周到な布陣を敷いた。

黄瓊女が殷奇を城壕まで誘い込んだところで伏兵が一斉に起こり、馬賽英が番営に放火。殷奇は妖術で猛獣の群れを呼び出すが、杜夫人が業火でこれを焼き払う。楊秋菊の矢が殷奇の左目を射抜き、殷奇は落命した。

呼応した宗保・劉青も金山籠から打って出て江蛟を討ち取り、穆桂英・黄瓊女と合流して西番軍を大破、多くの物資を得た(呼延達のみ番軍に討たれていた)。

連州城への進撃

雄州を回復した周夫人と宗保は、この勢いに乗じて西番の連州城へ進撃することを決め、軍を進めた。敗走した三太子の報告に李穆王は動揺し、宋軍による連州包囲を受けて防戦を評議。金花公主(李穆王の長女)が自ら兵を率いて迎撃を志願した。