楊家將演義第三回 金頭娘が武を競い、高懐徳が潞州で戦う (金頭娘征場鬥藝 高懷德大戰潞州)
母子の再会と馬坤一族との和解
- 馬忠・劉氏の陣に対峙した呼延賛は、母・劉氏の呼びかけで自分の身内と気づき、馬に下りて詫びる。馬忠に伴われ馬坤のもとへ出向き、これまでの経緯を詫びると、馬坤も過去を水に流し歓待する。
- 馬坤は娘・金頭馬氏を呼延賛に嫁がせたいと申し出る。金頭馬氏は武芸で勝負を望み、賛と教場で槍・弓を競い合うが決着つかず、最終的に賛が矢で兜を射抜いて勝ちを収め、二人は結ばれる。
- 賛は李建忠の寨へ戻り、捕らえていた馬華を無事に返し、両陣営はすっかり和解して祝宴を開く。
幽州からの召還と太行山の再編
- 宴の最中、幽州の耶律皇帝の名将・韓延寿が来訪し、耶律帝の崩御と蕭太后即位を告げ、馬坤父子に帰国を促す。馬坤は寨の兵の大半と馬華・馬荣を伴い幽州へ帰り、寨は金頭馬氏らが留守を預かることになる。
宋の潞州出兵と楊業の召還
- 宋の太祖は趙普・高懐徳らの進言を容れ、潘仁美を監軍、高懐徳を先鋒として十万の兵で北漢の潞州を攻める。
- 北漢の趙遂が迎撃するが、先鋒の刘雄が高懐亮に討たれるなど大敗し、泽州へ退く。
- 危急を知った北漢主・劉鈞は、山後の楊業に救援の詔を出す。楊業は七郎の慎重論を退け、王貴の勧めに従い出兵を決意、長子・渊平に応州を守らせ、自ら晋陽へ赴いて劉鈞に迎えられ、泽州へ進軍する。