唐李問對李勣と長孫無忌

  • 太宗が言った。「李勣がもし長孫無忌と共に国政を掌れば、他日どうなるか。」
  • 靖が言った。「勣は忠義であり、臣はこれを保任できます。無忌は佐命の大功があり、陛下は肺腑の親を以て、これに輔相を委ねられました。しかし外貌は士に下るようでいて、内実は賢を嫉んでいます。故に尉遅敬徳は面してその短を折ると、遂に引退しました。侯君集はその旧を忘れられたことを恨み、これによって逆を犯しました、皆、無忌がそうさせたのです。陛下が臣に問われたので、臣は敢えてその説を避けません。」
  • 太宗が言った。「泄らすな、朕は徐にその処置を思おう。」