宋史卷四百四十五 列傳第二百四 葛勝仲
出自と生涯
- 葛勝仲、字は魯卿。丹陽の人。紹聖4年(1097年)進士。杭州司理参軍、兖州教授、太学正を歴任。太学正時、上への献頌で唯一賦を独自に献じ首席評価を得た。
- 議暦所検討官兼宗正丞。従臣提挙の議暦所を郭天信に代えることに反対し廃止させた。礼部員外郎、太常卿を歴任、太常因革礼の続修を命じられ300巻に増補。
- 東宮諭徳として仁孝学三論を献上、歴代太子の善悪成敗を進講。太常少卿、国子祭酒、汝州知事。李彦の田地収公を諫めて罷免され、湖州・鄧州知事を歴任するも朱勔の讒言で罷免された。
- 建炎年間、范宗尹の赦により復官し湖州知事。群盗に備え城郭・戦艦を整え、飢饉の際に官廩を開いて民を救った。紹興元年(1131年)致仕、14年(1144年)73歳で没し、諡は文康。子の葛立方は侍従に至り、孫の葛邲は右相となり別伝あり。