宋史卷四百四十 列傳第一百九十九 韓溥

生涯

  • 韓溥、京兆長安の人。唐の宰相韓休の子孫。若くして俊敏で文章に長じた。周の顕徳初に進士に挙げられ、いくつかの幕府を歴任。
  • 開宝三年、静難軍掌書記から監察御史に召され、庫部員外郎・知華州・同判霊州を経て司門郎中に転じた。淳化二年、病を理由に辞職を願い出て許された。
  • 博学で議論に長じ、台閣の故事に精通し唐朝の氏族に詳しく、人と語れば尽きることがなく「近世肉譜」と称され、搢紳に重んじられた。筆札にも優れ、多くの人がその手紙を大切に保存した。弟の洎も進士に及第した。