宋史卷四百二十一 列傳第一百八十 常挺
経歴
- 常挺、字は方叔。福州の人。嘉熙二年(1238年)進士。太学録、館職試験、祕書省正字兼荘文府教授、校書郎を歴任し、輪対で李若水を高宗廟に配享することを請う。祕書郎兼考功郎官、知衢州、監察御史兼崇政殿説書として辺境三事(実才の登用・実功の上奏・実兵の招募)と朝廷二事(良吏選抜・正人登用)を訴え、規模の宏遠と綱紀確立を願った。
- 太常少卿兼国子司業兼国史編修実録検討兼直舎人院、起居郎権工部侍郎兼直学士院、工部侍郎給事中を歴任するが、右諫議大夫陳堯道の弾劾で罷免。寶章閣直学士知漳州、知泉州、権兵部尚書兼侍読、権礼部尚書兼同修国史実録院同修撰を経て帝学を発題し、吏部尚書に転じた。咸淳三年(1267年)同知枢密院事兼権参知政事、封合沙郡公、参知政事に至り、咸淳四年致仕、間もなく卒し少保を追贈された。