宋史卷三百五十三 列傳第一百十二 崔公度

経歴

  • 崔公度、字は伯易、高郵の人。口下手だが内には敏才を秘め、一読して忘れぬ記憶力を持った。劉沆の推挙を辞退し、三班差使から出仕を好まず読書に専念、欧陽修の推挙で英宗の目に留まり和州防禦推官となった。
  • 王安石に「熙寧稽古一法百利論」を献じて重用され光禄丞・知陽武県。京官の府尹への謁礼を巡り安石に訴えて改制させ、御史に推挙されて祕書省の校書・三司令式の刪定に関わった。
  • 安石への阿諛は甚だしく、厠でも従い帯の垢を拭う逸話が伝わるほどだったが恥じることなく、集賢校理・知太常礼院、知海州、元祐紹聖の間は兵礼部郎中・国子司業・祕書少監・起居郎を辞退し、頴・潤・宣・通四州知事を経て直龍圖閣で卒した。