宋史卷三百五十三 列傳第一百十二 張閣
経歴
- 張閣、字は臺卿、河陽の人。進士から崇寧初、衞尉主簿・祠部員外郎、蔡京の圧力を退けて吏部・宗正少卿・起居舎人。顕謨閣待制・崇福宮提挙を経て給事中・殿中監・翰林学士。
- 河北諸帥の築城完了への過度な褒賞を「常務に過ぎず邀功の道を開く」と諫め徽宗に採用された。蔡京失脚時に制文で京の過失を歴述し、京復相後は龍図閣学士知杭州として和買絹の不均衡を是正、悪少年を除いた。兵部尚書兼侍読・学士に復帰し重用を期待されたが年四十六で卒した。杭州赴任時に花石綱の献上応奉を自ら申し出て寵を固めようとしたことがその後の弊害を助長したという。