宋史卷三百二十三 列傳第八十二 周羙

周羙(字之純)

  • 靈州回楽の人。趙保吉が霊州を陥した際に一族を離れて京師に帰り、契丹侵攻の澶州の役では自ら数騎で契丹将を捕らえたいと申し出て真宗に壮とされた。
  • 元昊反乱に際し夏竦の推薦で延州兵馬都監となり、范仲淹の下で金明砦を防衛、2千の兵で数万の夏軍と激戦し、疑兵の計で敵を撤退させた。芙蓉谷では独断で敵を大破し、種世衡の失策を補った。
  • 綏州で酋豪を討ち、龍神衛四廂都指揮使・通州刺史等を歴任、慶暦中には清水・安定・黒水など11の城堡を築いた。安定の役では寡兵を厭わず出撃し功を挙げた。侍衛親軍馬軍殿前都虞候等を歴任し、鄜延副都総管を経て忠武軍節度使を追贈され、諡「忠毅」を賜った。族帳200を平定し21の族を焼き、11族を内附させた。禄賜は部下に分与し、死後は家に余財なく、孫の周永清が官を継いだ。