宋史卷三百 列傳第五十九 李虚巳
清節の家系
- 李虚巳、字は公受。祖は光州から閩に移り建安に住した。父の寅は南唐の官を辞して母への孝養に専念、後に李虚巳も進士に及第。太宗に清潔奉法の官として二十余紙の書付を賜り、褒賞や祖母への銭五十万下賜など異例の恩遇を受けた。
- 洪州通判として父母を迎え養い、東湖に邸宅を構えた。侍御史、荊湖南路刑獄提点、淮南転運副使、龍図閣待制を歴任、儒雅循謹と評された。給事中、洪州知事、工部侍郎を経て致仕。
- 詩才で曽致堯・晏殊(婿)と唱和し、沈約の声律論を学んで詩格を高めた。『雅正集』十巻。子の虚舟も孝友清慎で家風を継いだ。