周書卷四十七 列傳第三十九 蔣昇

蔣昇

  • 蔣昇、字は鳳起。楚国平河の人。父の儁は魏南平王府従事中郎・趙興郡守。恬静な性格で天文玄象の学を好み太祖に信任され側近として顧問に備えた。大統二年東魏竇泰の来襲時、西南の黄紫の気を太祖に占わせ「大慶の兆し」と答え、太祖はこれを信じ竇泰を撃破、以後河東・弘農・沙苑と連勝しさらに信任された。九年高仲密の帰附時援軍派遣を占いで諫めたが太祖は聴かず邙山で不利となり、太師賀拔勝が昇を万死に値すると憤ったが太祖は「昇は諫めた、これは自分の過ちだ」と昇を庇った。魏恭帝元年功により車騎大将軍・儀同三司・高城県子・食邑五百戸、保定二年食邑三百戸増・河東郡守、後太史中大夫、老いを理由に致仕を願い許され定州刺史を加えられ家で卒した。