春秋左傳事類始末宋の景曹、死去(宋景曹卒)

宋の景曹(元公の夫人)の死去にあたり、季康子が冉有を弔問と葬儀に遣わし、公務多忙のため自ら参列できない旨と、先人伝来の馬の献上を申し出させた短い一件。魯哀公二十三年(前472年)にあたる。

年表(1件)

魯哀公二十三年(前472年)

  • 宋の景曹(元公の夫人)が没した。季康子は冉有(肥)を弔問と葬儀への参列に遣わし、「我が国に社稷に関わる公務があり、肥はその職務にあたっているため、自ら棺の綱を執ってお手伝いすることができません。せめて葬列に加わる者としてお仕えしたいと存じます」と伝えさせた。また「肥は彌甥(縁戚)にあたる身として、粗末ながら先人伝来の馬を持っております。それを夫人にお仕えする役人を通じて献上したく存じますが、葬送の飾りとして用いるに値するものかどうか」とも伝えさせた。